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社会的な構造の変化に基づく家族葬の台頭

家族葬の基本的な定義

近年、葬儀に対する認識や意識の変化によって家族葬が注目を集め、三割に届こうかとばかりに広まっていますが、一般的な葬儀とどのように違うのかがはっきりせず、単に規模が小さいだけとの認識や一緒に暮らしていた家族だけで執り行うといった認識しか持たれていない方もおられることでしょう。

家族葬は、地域差などもあって明確に定義することができない側面はあるものの、基本的には参列者が30人以下で行う小規模な葬儀の一形態であり、故人の葬儀において喪主を務めることになる同居していた家族を中心として、ごく親しかった親戚や友人が加わって故人を偲びながら、格式にこだわらず故人とお別れすることに重点を置いた葬儀形態となります。

密葬と家族葬の違い

近親者に親しかった友人を加えての葬儀形態である家族葬は、同じく近親者と親しかった友人による小規模な葬儀形態である密葬と似通った部分がありますが、それは当然で旧来家族葬は密葬と同義であり、密葬の後に本葬と呼ばれる一般的な葬儀を執り行うか否かの違いしかなく、小規模な葬儀の後に本葬を執り行う密葬に対して、家族葬は小規模な葬儀で終わる点でしか相違ありません。

わざわざ、同義の密葬から家族葬が枝分かれした理由は至ってシンプルで、小規模葬儀のみで終える密葬の増加が近年著しかったことから、本葬の有無が分かりにくい密葬と区別する形をとるために、小規模な葬儀のみで終えてしまうものを家族葬として再定義したに過ぎず、実質的には密葬との間に隔たりがあるわけではないようです。


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